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12代目に惹きつけられる理由の巻 [12th Doctor]

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現在AXNミステリーで放映中の11代目ドクター=マット・スミスによるシリーズ5、文句なしにおもしろく多くの人にウケるであろうことは間違いないので心配はしてません。NHKでドクターにはまった人でも「おお!ドクターやっぱりおもしろいな」と納得なさるでしょう。

おそらくいまだに人気ナンバーワンのドクターはNHKでも放映があった10代目のデビッド・テナントということに疑いはありません。なんせ彼が降板したときはドクター・フー終了の話まであったそうです。しかし制作陣が一新され新ドクター・フーとしても再スタートを切った11代目はのシリーズは、アメリカ市場にまで広がり一層人気に拍車がかかりました。

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12代目を待ち続けるの巻 [12th Doctor]

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BBCの無料ネット配信iPlayerは原則英国国内からの視聴に限られています。そのため日本国内からドクター・フーをリアル・タイムで視聴するにははちょっと工夫が必要だったりします。しかしさすがは世界最長のテレビSFシリーズ、その気になればいくらでも見る方法はあったりするのです。本放送から数時間のタイムラグはあれど大概の大手有料動画サービスにはラインアップされているので、2015年現在ドクター・フー放映が本国で始まればほぼ確実に(英語ながら字幕付きで)毎週視聴できるでしょう。それくらい英語圏ではポピュラーなのです。既に国内のサービスを見限り、海外の有料音楽配信サービスを利用している人にとってはそれほど高いハードルではありません。

2005年から再開されたドクター・フー、現在日本国内の各動画配信サービスでも11代目のシリーズ7までは視聴しやすくなってきたようです。特に「ニュー・ジェネレーション」とサブタイトルがつけられた11代目ドクターによるシリーズ5からは日本版DVDが出たことで、レンタル・ショップなどで見かける機会も多いことでしょう。さらには来る2015年六月四日よりCSチャンネルであるAXNミステリーがこの「ニュー・ジェネレーション」(シリーズ5,6,7)を毎週木曜夜10時から二話ずつレギュラー放送を開始します。
http://mystery.co.jp/program/drwho/index_s01.html

7までは日本国内でも、もはや問題はない。しかしマテ!現在形のドクターは既に数えて12代目、ショー・ランナーと呼ばれ番組の最高責任者でもあるスティーヴン・モファットも言っています。「もはや『12番目』のドクターではない。今ドクターとは彼のことなんだ」

勿論彼とは英国の俳優ピーター・カパルディ氏のことです。そのドクター登場のシリーズ8の日本上陸にについてはなんの音沙汰もなし。これは一体なんとしたことか?

無数にあるドクター・フーのファン・サイトなどによく「英国本国では誰もがMy First Doctor(私の最初のドクター) あるいはMy Doctor(私のドクター)がいる」と書いてあります。私にとってのMy First Doctorは一番人気を誇る10代目になりますが、My Doctorとなるとやはり今の12代目です。これはやはりリアル・タイムで毎週ワクワクドキドキしながら1シリーズ+クリスマス・スペシャルを見たことが大きいでしょう。

とにかく見ているほうの安直な予想を裏切りまくる展開と、それとは反対に過去のシリーズすべてをひっくるめた安定の基盤。この両者が均衡を保って飽きることなく見続けることができました。なにしろ来週のエピソードのための予告までに仕掛けがあるという凝り方。そこまでやるかとあきれ返りながらも楽しく騙されて大笑いということも。

ドクター・フーは50年以上の歴史を持つ長寿番組です。英国本国にはうるさがたのコアなファン本家フーヴィアンが沢山いらっしゃり、中にはYoutubeなどに辛口な批評の動画をあげる人たちもいます。11代目以降本格的に全米のマーケットを意識しだしたBBCの思惑通り、現在は米国にもものすごいマニア達がいたりもします。傍から見ていると同じ英語圏でもファン気質にかなり違いがあるようで、そういった点も興味深かったりします。米国ではいい意味でのコアなGEEKの象徴のようなとられ方があるようですが、英国ではもっと一般化されているようです。

例えばレギュラー放映が中断していた間に作られたテレビ映画版ドクター・フーの主役である8代目ドクターの扱い。登場人物がドクター・フーの大ファンという設定の米国の人気番組「ビッグバンセオリー」、この番組でこの8代目をドクターとしてカウントしないというシーンがあったそうで、「これぞギーク(オタク)」みたいな表現になってたとか。

これについて英国人の「あれ意味わかんねー。McGann(8代目を演じたPaul McGann)はドクターじゃん。ってか人気あるよ?」というボヤキを聞いたことがあります。映像作品ではテレビ映画一作だけのドクター役だったものの、オーディオ・ドラマなどでドクター役を演じ、8代目ドクターとして人気が高いそうです。だからこそ正50周年記念エピソード「The Day of the Doctor」への導入としてWEB上で公開されたミニ・エピソードに8代目が登場したとき拍手喝さいとなったとか。

5代目ドクターの製作による自虐ネタ満載で爆笑の裏50周年記念番組にもちゃんとドクターとして、というかドクターを演じた重要な一人として出演しており、そこでもクールに自虐ネタをかましています。一応扱い的には二枚目なんだけどネタは自虐ネタそのものというギャップが(爆。まあ、この裏50周年記念番組で自虐ネタがなかったのは当時現役ドクターであった11代目くらいで、あのスーパースターの10代目ですらものすごいネタやってます。これは現在もBBCのサイトで視聴が可能ですし、字幕も簡単に見つかります。日本人には聞き取りが難しい本家英国の英語ですが英語の字幕があると一気に理解が進みますので是非お試しを。



以下は昨年当時主に国内から視聴可能・入手可能だったドクター・フーのシリーズ7までとその後の二つの特別エピソード見終わり、クラシックと呼ばれる7代目まで+テレビ映画版の8代目をぽつぽつと見ながら12代目のシリーズ開始をリアルタイムで見ることを待ちわびつつ書いたものをちょこちょこ修正したもの。

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第一話 Deep Breath [シリーズ8]

2014年八月、12代目ドクターによる新シリーズ「8」がついに開始。
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http://tardis.wikia.com/wiki/Deep_Breath_(TV_story)
Deep Breath
Doctor:Twelfth Doctor
Companion(s): Clara
Featuring: Vastra, Jenny, Strax, Eleventh Doctor
Main enemy: Half-Face Man, Clockwork Droids
Main setting: London, 1890s
Writer: Steven Moffat
Director: Ben Wheatley
Producer: Nikki Wilson

19世紀ヴィクトリア朝時代のロンドンの街に突然巨大な恐竜が現れた。逃げ惑う市民と混乱する警官達。そこにスコットランドヤードが頭を悩ます難事件を解決する名探偵マダム・ヴァストラとその助手のジェニーそしてストラックスが駆けつけてきた。警部は救いを求めるように一行にすがる。

「これは一体どうなっとるんですか???」

その時恐竜は何かを吐きだした。それは青い大きな箱状の物体、そして白文字でPOLICE BOXと書かれていた・・・・。

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これから先は実際見たあとお読みください。

以下ネタバレ大注意


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